「これ、なんですか?」
それが私のヘバーデン結節との出会いでした。
私は3年間、当時、超繁盛店だったFMT整体院の大愚元勝先生のもとで修行をして、2013年に地元の名古屋で整体院をOPENしました。
おかげさまで、OPENしてから徐々に患者さんが増え始めた時、三重県から50代の女性、鈴木さん(仮名)が来院されました。
なぜ名古屋まで?
当時は、地元の患者さんばっかりだったので、県をまたいで来られる方は初めてでした。
症状は腱鞘炎、ペンやチョークを持つと痛みが走る状態でした。
聞いてみると、片道1時間半もかけて来てくださったとのこと。
「鈴木さん、なぜこんな遠い整体院までいらしてくださったのですか?」
と聞くと
「地元の治療院を軒並み通ったけど良くならなかった。それで名古屋で探して直感でここしかない!と思ってきました」
FMT整体院は病院では治らない重症患者さんを得意としておりましたので、私も腱鞘炎は得意でした。
施術を始めて6回目、みるみるうちに痛みが取れました。
「どこに行っても、少しも良くならなかったのに!」
鈴木さんはびっくりされていました。
そんな時、鈴木さんからこんな相談をされたのです。
この指治せる?
「先生、この指見てよ!」
そこには、指先が曲がった痛々しい両手がありました。
「これ、なんですか?」
当時の私は、初めて見たのでギョッとしました。
「これはヘバーデン結節と言って病院に何件も行ったけど治らないと言われたの。でも腱鞘炎を治せたから先生ならできるんじゃない?」
確かに当院は病院で治らない重症患者さんを得意としていたのですが、見たことも聞いたこともない症状で全く知識がありません。
私は鈴木さんに正直に伝えました。
「ちょっと初めて見たので、やってみないとどうなるかわかりません。
それでも良ければやりますが・・・」
「どうせどこに行ったって治らないんだから、ぜひお願いします!」
鈴木さんは小学校の先生で、だんだんチョークで字を書きづらくなってきており、このままでは教壇にたてなくなるのではという不安を抱えていたのです。
それから、鈴木さんと私のヘバーデン結節奮闘記が始まったのです。
全く変化なし
まずは指のマッサージをしました。
その後、腕、肘、肩まで筋肉を緩めてみました。
「どうですか?」
「全く変わりません」
そんなことを何回も繰り返しながら、関節を整えてみたり、靭帯を調整してみたのですが、何をやっても変わりませんでした。
「先生、私の症状は10年前からのものだから、そんなにすぐには良くならないから大丈夫!」
と鈴木さんに励まされる始末。
整体師としてのプライドがズタズタにされました。
半年たったある日
鈴木さんは、症状に変化がないのに、三重県から週1回黙々と通ってくださいました。
私もなんとかしたいと思い、いろんな文献を調べました。
しかし、病院で治らないと言われるような症状で有力な情報はほとんどありません。
そんなある日、私も何していいのかわからなくなって、内臓を調整してみたところ、鈴木さんが「先生、なんか少し楽になったよ!」と言われました。
「え!?なんで指の症状なのに内蔵調整で変化が出るの???」
やった本人が一番ビックリしました。
鈴木さんの涙
それから、内臓と指の関係など、今までとは違った視点で研究をし、その都度、鈴木さんへの施術を通して、効果を積み重ねていきました。
それから1年、とうとう鈴木さんの指の痛みがなくなりました!
鈴木さんは涙を流して喜んでくださいました。
やはり、仕事ができなくなるという不安がそれだけ大きかったのでしょう。
それを見た私は、同じようにヘバーデン結節で苦しんでいる方たちと向き合う覚悟ができたのです。
それから10年以上の月日が流れました。
当院では、患者さんのお身体で仮説検証を繰り返した結果、どこに行っても良くならないヘバーデン結節の改善方法が確立しました。
その結果、全国からヘバーデン結節の問い合わせがあり、1000名以上の方に効果を実感していただけるようになりました!
ヘバーデン結節は頑張ってきた証だ!
ヘバーデン結節は40代以降の女性がほとんどです。
今まで、家事や育児、仕事に頑張ってこられ、自分のことは二の次と自分を犠牲にされている方が多くいらっしゃいます。
さらに、指の痛みはだれからも理解されない。
そして、今後、自分の指が変形していく不安や悲しみ。
それなのに、病院に行っても治らないと言われる絶望感。
それらの不安は全部、私に預けてください。
もちろん、すぐには良くならないかもしれません。
しかし、私にはヘバーデン結節の改善方法がわかっています。
もしあなたが、本気でヘバーデン結節を治したいと思うのであれば、ぜひ一緒に頑張りましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
お電話ありがとうございます、
みのり整体 名古屋金山院でございます。