今年の5月にオスグッドという膝の痛みで、来院していた裕太くん。
本人の頑張りとお父さんの熱心なサポートのおかげで見事に克服し、ソフトボールのチームでキャッチャーとして、活躍していました。
しかし、9月、お父さんから電話が、
「裕太が捻挫をしたみたいで、歩けないんです。もう一度診ていただけますか?」
私は、通常の捻挫であれば、早期での回復は可能だとお伝えして、もう一度来院してもらいました。
そして、裕太くんの足を見てみると、見たこともないくらい足関節がズレており、捻挫のレベルを超えていました。
お話を聞くと、裕太くんは足首の痛みで涙を流しながらのたうち回るほどで、その度に、痛み止めを飲まないとおさまらないのだそうです。
お父さんも、どうして良いかわからずに、親子共々、とっても不安そうでした。
正直言うと、私も不安でした。
捻挫はこれまで、何人も診てきて、それなりの実績もあり、自信もありました。
しかし、裕太くんの症状は、これまでのものとはワケが違う・・・
それでも、私がこの子を見放したら、今後、裕太くんは大好きなソフトボールをあきらめざるを得なくなる。
とにかく、わたしにできることを全力でやろう!
お父さんには、そのことを正直にお話をして、裕太くんには、「大丈夫!絶対に治るよ!一緒に頑張ろう!」と励ましました。
はじめのうちは、触れることさえ出来ませんでした。
少し触れると、ビクッ!と体が反応し、目に涙が溜まってきます。
相当痛いのでしょう。
その度に、大丈夫だよ!と裕太くんを励ましながら、心が折れそうになる自分自身も励ましていました。
もちろん、ソフトボールはできず、学校の登下校でさえ、満足にできない日々が続きました。
そんな状態から、3ヶ月、月に一度のペースで通い、どうしても出場したかったソフトボールの大会の日を迎えました。
ここからは、お父さんから頂いた生の声です。
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おはようございます。お世話になります。
おかげさまで無事に痛みたく3試合フルに戦えました。
やはりキャッチャーはやらさせてもらえませんでしたがセカンドで6打数3安打3打点1ホーマーと出来すぎのパフォーマンスが出せました。
チーム成績は残念な結果でしたが個人では敢闘賞を頂きました。
これも先生は勿論、妻や裕大に携わって頂いた全ての人のおかげと感謝の気持ちは計りきれません今はありがとうございました。という言葉しか思いつきません。
夏の悶絶しながら眠る毎日、歩けない日々を思うと、今まで費やした時間、お金、労力は決して無駄ではなかった事を自分にも証明できて少し自信をつけさせてもらいました。
最後の試合、最終回、1アウト、1,3塁、1打同点のチャンスで振りぬいた打球はショートへダブルプレーで終了と思われた瞬間、
ソフトボールではありえないヘッドスライディングを裕大はしました。
一瞬、静寂とどよめきが起こりましたが結果はアウトでしたがそのファイトにチームメイトは勿論、相手チームや球場全体に賞賛の拍手が送られました。
そんな息子を親ばかですが誇りに思い、先生に出会えたことを誇りに思います。
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お手紙ありがとうございました。
裕太くんもお父さんもこの数ヶ月、本当によく頑張りました。
親子の絆が更に深まったと思います。
私も今回の一件で、施術家としての器が少し大きくなったような気がします。
そして、なにより、あれだけ痛がっていた裕太くんがヘッドスライディングができるほどに回復できたことが、とっても嬉しいです!
大変な状態のときに、私を頼っていただき、ありがとうございました!
裕太くん、これからもみんなで力をあわせて頑張りましょう(^^)
お電話ありがとうございます、
みのり整体 名古屋金山院でございます。